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医療関係者向け

ロービジョンケア講演会&交流会


主催 きんきビジョンサポート 大阪市立中央図書館


 2007年、見えない・見えにくい人の"自立"に向けた国の大きな動きがありました。(*1、2)
この中では、ロービジョンケアの必要性がうたわれ、中でも、眼科におけるロービジョンケアが、とりわけ重要であることが明記されました。
 日本ロービジョン学会ができて10年になろうとしています。この間に、眼科におけるロービジョンケアはどう進化し、そして、近未来どこへ向かっていくのでしょうか!
 「ひとりでも多くの見えない・見えにくい人や家族がよろこび、そして、より多くの眼科医やコメディカルがうれしい"ロービジョンケア"とは何か。
そのために、それぞれの立場で何ができるか」について、今一度、みんなで考えてみませんか。
多くの眼科医、コメディカルの皆さまの参加をお待ちしています。

 *1 「障害を有する職員が受けるリハビリテーションについて」   NPO法人 タートルの会のページ
 *2 「視覚障害者に対する的確な雇用支援の実施について」   厚生労働省のページ


場所:
大阪市立中央図書館  5Fホール
ロービジョンの方になにができるか
原点に戻って考えてみよう
眼科医  上江田 安彦氏

上江田眼科医院(八尾市)、KVS顧問
発表資料
後援・協力団体
  日本ライトハウス 兵庫県眼科医会 神戸アイライト協会
タイムズ コーポレーション メガネのタナカ 視覚障害をもつ医療従事者の会
ゆいまーる
** 当日のスケジュール **
◆ 展示・実演 11:30から16:45
 拡大読書器、ポータブルレコーダー、音声時計、生活グッズ、調理グッズ、見やすい文具など

◆第1部 12:00から14:10
 体験発表(見えない・見えにくい人と、その家族)

 講演「ロービジョンの方になにができるか−原点に戻って考えてみよう−」  上江田 安彦氏

 ロービジョンケアは非常に進み、日常生活指導や補装具は充実しつつある。しかし、ロービジョンケアに至るまでの道は近いとはいえず、途中でさまよっている人が少なくない。このような人たちに、どのようにアドバイスすべきかを述べる。
 まず、眼科医の努めであり苦悩でもあるが、視覚回復がこれ以上望めないことをどのように説明するか(適切な言葉ではないが失明告知)から始め、ごくありふれた眼科クリニックでのロービジョンの方々への対応についての実際を述べる。これは高度な専門的な情報も大切であるが、ロービジョンの方になにができるか、いつも自問し、心配りすることがより重要と思うからである。
 そして次に、ロービジョンケア専門へ、どのタイミングで、どのようにバトンタッチするかを述べる。ごく平凡なことだと思われるかもしれないが、診療最前線の眼科クリニックでできることはこれだけだからです。

休憩・展示実演 14:10から14:40
◆第2部 交流会
 医療関係者と、見えない・見えにくい人とその家族、リハビリ関係者、福祉製品取り扱い業者や支援団体などの方々、8人から10人の小グループでのサロン形式の交流会です。
SIZE="4"> 医療・福祉関係の皆さまへ
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