|
「どんなかんじかなぁ」(中山 千夏 著)を読んで
|
にしき小学校 2年生 辻本 順菜ちゃん
マリちゃんは、目が見えません!わたしのお父さんも目が少ししかみえません。
お父さんに「見えないって、どんなかんじ?」と聞いてみました。「かいもののビニ
ールぶくろをとおして見てるみたいや!」と教えてくれました。
でも、お父さんは、耳はよく聞こえています。小さなクスリやボタンがおちたとき
は「アッ!そこにおちた。」といってゆびをさします。みつけにくいところでも、ど
こにおちたかわかります。わたしは、目がみえているけど、お父さんのほうが、さが
すのがはやいです。
さのくんは、耳が聞こえません。お父さんのしん友のはだのさんも耳が聞こえませ
ん。でも、車をうんてんしたり、さんぱつやさんをしています。おとうさんとはだの
さんは、一しょにローリングバレーをしています。しょうがいをもっている人ともっ
ていない人が、ローリングバレーをしています。お父さんは、手話ができるけど見え
ません。だからはだのさんは、声を出して話してくれます。はだのさんは聞こえてい
ないけど、わたしの話していることばがわかります。なぜわかるかというと、さのく
んとおなじで、口を見ているからです。やっぱりすごいです。
きみちゃんは、お父さんもお母さんもいません。大地しんでしんでしまったからで
す。お父さんやお母さんがいないとすごくさみしいと思います。でも、きみちゃんい
外の人が、きみちゃんの気もちをいくら考えても、本とうの気もちはわかりません。
地しんや火じの時、ひじょうベルがなっても、聞こえていない人はわかりません。見
えていない人は「あっちあっち」といってゆびをさしても、どこににげていいのかわ
かりません。ひろくんは、見えているし聞こえているけど、車イスで一人ではうごけ
ません。
なにかしょうがいをもっていても、ぜったいになにか一つはすごいところがありま
す。だから、みんなでたすけ合うとたのしくくらせると思います。