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映画、劇場とDVDで吹替え箇所が違った。なぜ?

  ダビィンチコード、映画でも見たのですがDVDになったこともあり再度見てみました。 すると劇場で見たときと吹き替え部分に違いがありました。
映画館では吹き替えといえども字幕がでており、見えにくい人にはつらいかなぁと思っていたのですが、DVD版では、この字幕だった部分も吹き替えされて見えにくい人も楽しめるようになっていました。

いいことでの驚きだったわけですがなぜ?


ソニー・ピクチャーズからのお答え

ご指摘のように、劇場版「ダ・ヴィンチ・コード」(以下のDVC)吹替版とビデオ商品に収録されてる吹替版では 原音のフランス語セリフの処理が異なっております。

本作のように複数の言語でセリフが収録されている映画作品の吹替音声の制作方針としては、通常二つの仕様に分れます。
1) ひとつの言語のみを吹替え、他の言語は原音を活かし、字幕処理をする
 (劇場版DVCでは、英語セリフを吹替え、その他の言語は吹替えていない、となります)
2) 会話言語の違いが作品成立上、またはストーリーの展開上重要な要素でない場合、あるいは吹替音声版として違和感がない限りできるだけ日本語に吹替える
なお、このような仕様の決定については、製作者側からの指示や制約を受ける場合もあり、日本側で判断できない場合もあります、

また、通常当社のビデオ商品では劇場版と同じ吹替音声素材を使用しますが、 本作については外国映画の吹替版のニーズの多様化、あるいはバリアフリー化を考慮して2)の方針にそって制作しました。
(実際には、劇場版で吹替えられていなかった、フランス語セリフの部分を追加収録しております)
そのため、劇場版と異なる仕様になっております。

今後ともこのようなビデオ商品の仕様に関しまして、ご意見などございましたら、是非お聞かせください。
よろしくお願い申しあげます。
こんなすばらしいことをしているのですね。
映画館で見て楽しめなかったという見えにくい方、 是非DVD版ダビィンチコード見てみて下さい。
by 原田

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