![]() 嬉しい知らせ |
「一人でごみが出せました。今 収集車がもって行きました」
早朝、独居で全盲の友人から電話がありました。 10歩程度だけど白い杖で歩けたと少し誇らしげでした。
一人でごみが出せず困っていると何度も聞いていました
まず、杖の購入を勧めました。 その後一緒に杖で歩こうと練習を促しました。 しかし、気分がのらないと言われ1度もしないままでした
ごみ置き場は駐輪場の向こう側でした。 自転車が乱雑におかれているし、車もよく止まっていてとても行きにくい場所でした。
えっ?すごーい! ほんとにいけた?
よく聞いてみると衛生課の協力で駐輪場の手前でも特別OKがでたそうです。 ただし 名前を袋に貼っておくこと。
打ち合わせを重ねて成功したのがその日でした。
彼女は、他人にごみ出しをたのむのがたいへん負担になっていました。 どこへ連れて行ってもらうより自分でごみが出せたことがとても嬉しいと言われたことが心に残りました。 そして彼女はこうも付け加えました
駐輪場の向こうまでいけるように練習するからね。
私にとってもとても嬉しい日でした。人見 (06/4/27)
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