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 おいおい、優先搭乗って・・・

 先日、出張で伊丹空港から松山空港行きの飛行機を利用しました。
 白杖を持った人2名と同行したので、「優先搭乗されますか?」と訊かれ、 「お願いします」と答えたので、「○○○スマイルサポート」というバッジをも らって、つけました。このときの飛行機が36人乗りのプロペラ機で、搭乗口か らバスに乗り、飛行機のタラップ近くで降りるというパターンでした。優先搭乗 ですので、真っ先にバスに乗せてもらい、「出口に近いところに座っておいてく ださい」と言われ、座ったまではよかったのですが、その後が・・・
 飛行機の横でバスが止まると、乗っている人がドッと降りてアッと言う間に列 の後ろのほうへ。タラップを昇ろうと思うのですが、2人手引きと荷物とで昇り にくいなと思っていると、「荷物をお持ちしましょうか?」「最後に乗ってもら えますか?」と声をかけてもらいました。(ん? 最後に乗るの?)「はあ」と 答えて、最後尾へ。乗り込むと、今度は10列目という、一番後ろに近い席へ・・・。
 うーむ。これは何なのだ!? タラップまでのバスへの優先搭乗はあんまり嬉 しくない。この会社、大きく勘違いしていないか?

 続編は、飛行機が無事に到着して、今度は松山空港で。
 最後に降りると、女性の職員が近寄ってきます。2人手引きで歩きにくいので 「お一人ご案内しましょうか?」とかって言ってもらえるのかと思ってたのですが、かけてもらった言葉はやはり「お荷物お持ちしましょうか?」。
 この女性がまた力強くて、私ともう1人のボストンバッグ(両方ともパソコンが入ってて重い)を両手に提げて、颯爽と歩いていきます。我々の先を小走りに 走っていって、鎖を渡したポールをよけ、我々が通と戻して、また次のポールまで小走りに・・・を5階くらい繰り返し、エレベーターに案内してくれました。
最後は自分だけバッグを2つ提げて階段で下り、空港出口まで送ってくれました。
 うーーむ。一生懸命なのはわかるけど、サービスの提供方法が間違ってるぞ!!
 帰りは違う会社の飛行機を利用しましたが、ちゃんと「飛行機に」優先搭乗できました。
by 岡田  (06/4/10)

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