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最近ちょっと思うこと
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プロ野球ファンなら村田兆治という大投手を覚えている人も多いと思います。「サンデー兆治」と呼ばれた彼の鉞(マサカリ)投法は56歳の今でも現役時代そのままに140キロの剛速球を投げることができる。
自分の人生をささげた野球への恩返しとして彼は日本各地の「離島」で野球教室を開いている。島の子供たちに本気の剛速球や1メートル近い落差のフォークボールを投げて見せる。彼は語る・・「この国が豊かになればなるほど取り残されていく離島には都会が失くした人の温もりが残っているんです。だからこそ本当の野球を伝えてあげたいんです。」
京阪神の交通の利便性の良いエリアでは視覚にハンディを持つ人でも積極的に社会参加している人が多い。しかし北や南の郡部では今でも差別や偏見の暗闇の中で何の情報も手にできずにもがいている人がたくさんおられる。
耐震偽装のマンション・ずさんな会計処理・アマチュアに栄養費を与え続けるプロ野球球団・年に何百万円もの水道代を使ったと税金をくすねる大臣・・・ウソつきばかりが楽をするこの国の一番暗い場所で苦しんでいる人達に正しい情報がスムーズに届く時代が1日でも早く訪れますように。私達KVSには140キロの剛速球はありませんが、どうか皆様の暖かい応援をお願いします。
by 大森